秋深まるこの頃。朝の出勤時のクールビズから長袖やネクタイ着用の

サラリーマンがだんだん目立ってきましたが我らがライナーズ野球に関してはまだ

熱い夏真っ盛りですよ!半袖で戦いましょう!!

というわけで本日練習試合ホームズ戦が六郷3面で行われました。

チームの支柱である藤原選手兼監督が不在のなか、代行を

上村選手会長が務めることとなった試合ですが先発は前日に

先発完投をメールで直訴してきた左のエースである大藪投手。

その熱い心に感動したため、即先発を決定します。

左腕から繰り出される快速球が右打者の脇腹をえぐるのが武器の大藪投手ですが

チェンジアップとカーブも持ち球として持っています。しかし後者二つの球種特に

カーブに関しては大きく縦に割る西武の岸のような変化をしますが

制球が定まらず打者手前で大きく変化しワンバウンドになりボールをすぐに

見切られてしまうという弱点がありました。

そこで試合前のアップ時に球持ちが長くなるように握り方をホンの少し

変えるという試みをしました。これが大きな改善につながります!!!

ジャンケンでかったライナーズが後攻を選び守備からきちんと流れを

作っていきたい初回の表、大藪投手の投球が光をはなちはじめます。

3番にライト前にヒットを打たれるも後続を立ち、ライナーズ積年の課題である

立ち上がりを無難にこなします。

裏の攻撃から是非とも先制点を欲しい!ところでしたが相手投手の

早くはないが巧みな投球にライナーズも簡単にうつことはできません。

ストレートやゆるいカーブで体が待ちきれずに凡打や三振を奪われてしまいます。

ついに得点をうばうことはできず2回表に進み、フォアボールや盗塁で

ランナーを得点圏にすすめられ痛い先制点を取られてしまいます。

対するライナーズも先週の悔しい引き分けの鬱憤を晴らすべくその裏攻撃に

出ます。相手投手の制球の乱れもではじめ、効果的に塁にでては手堅く

盗塁し得点圏にランナーをだす攻撃をくりだします。

特に今季はあと一点、二点と僅差に泣いたことも多かったライナーズ、

確実に少しずつでも点数を重ねる意識を持ってスクイズなども駆使して一気に

逆転!勝利目指してボルテージは上がって行きます!

しかしその積極性が裏目にでたのか守備時にミスが頻発してしまいます。

三振に切った打者を振り逃げでいかしたり、ベースカバー時にボールをこぼしたり

重盗を防ぐプレーを試行した際の本塁への暴投など瞬く間にさらに逆転・・・

またしても窮地に追い込まれたライナーズ、このまままた負けてしまうのかという

重い流れも感じ始めますが・・・ここで終わらないのが今のライナーズ!

以降は我がチームが主導権を攻撃では握ることとなります。

手堅く四球を選びランナーをためたところでこれぞ4番打者鈴木選手の

ライトへの痛烈な3ベースや若松選手のこれぞベテランの味であるライト前への

ヒットなども順次飛び出しさらに逆転!!6-4とリードします。

あとはこの点差をまもりきれるかが焦点となりますが大藪投手の

今日の投球は相手チームにとって容易に打ち崩せるようなものでは

ありませんでした。

いくつか三振をうばったのはもちろん効果的なカーブを主体に

明らかにタイミングを外されたバッターの凡打を重ねていきます。

時折制球みだれるも全体を通してみると相手に的を絞らせない

見事な投球で完投!!練習試合とはいえ大藪投手の大きな

成長を垣間見ることができたとても大きな勝利となりました!

 

今季KPLに関してはすでにT-REXの優勝は既にきまっています。

しかしまだ来週はその宿敵T-REXさんとのダブルヘッダーそして

KPL:CSがのこっています。

毎試合毎試合少しずつでもチームとして戦略を駆使して成長してきた我がチームの

底力を見せて一矢報いて来季への素晴らしいステップを一段一段

踏みしめていきましょう!!!

とにかく暑い!という夏も終わり秋も見え始めた今日この頃。

しかし我らがライナーズの野球は年がら年中熱い!

9月29日にKPL最終戦:マルチマックス戦が行われました。

先発は我らが選手兼監督藤原選手。前日のメーリングリストでも

先発メンバーはあくまで勝利を求めたメンバーで行くという固い決意をチームに

明言しての先発。その言葉通り制球のよいストレート並びにカーブを軸に

マルチマックスに簡単に攻撃させません。序盤3回まで得点をゆるさず

ライナーズの弱点でもある立ち上がりを見事ささえる投球をします。

その流れに乗ってどんどん得点をとっていきたいところですが

相手チームも主軸である新海投手の速球になかなか得点を奪えません。

なんとか先制の機会をとうかがっていたところ3回に安井選手の中前安打を

皮切りに欲しかった先取点をもぎ取ります。

しかし相手はKPLではAチーム常連のマルチマックス、簡単には勝たせてくれません。

四回も継投した藤原投手を攻め立てあっという間に逆転。またしても敗れてしまうのか・・・という嫌な思いもチームによぎったことでしょう。

しかしここで簡単に諦めないのが今のライナーズ。いつも外野の一番遠いところから

一番大きな声でチームを鼓舞してくれる三谷選手の内野ゴロの全力疾走が

相手チームのミスを誘い同点となります!!

チームのボルテージも最高潮、さあこのまま逆転!と行きたいところでしたが残念ながら流れはそこまで。

6回表には相手チームの4番のエンツーをはじめとして2点を加点される展開に。

時間制限から引き分けとはなりましたがスコアを見る限りはやや劣勢を

認めざるをえないでしょう。

今年のKPLは稀に見る混戦のなか、T-REXのみが首位を独走という展開で

なんとかここから抜け出すべく死力を尽くしたライナーズでしたが

残念ながら引き分けのこの戦いからAクラス入りは厳しいとのことです。

しかしチーム内での情報の共有、サインプレーによる積極的な攻撃など

チームは確実に成長の階段を上っています。そんなにうまく作戦がいくことばかりではないでしょうし今後もたくさんの失敗が待っているでしょう。ベンチ内でひとりで

切れている情けないキャッチャーがまた現れるかもしれません(反省してますので

繰り返さないようにしっかりと念頭に置きます)

ですが何かの縁があってこのように同じユニフォームに袖を通し同じ勝利を

目指して邁進しているナインとともに、来年こそはとなりのグラウンドで

胴上げをしているT-REXと変わって藤原監督を胴上げしたい、みんなとビールかけをしたいとの願いを強く持ってこれからも最後まで諦めず、いつでも全力疾走で

戦っていきましょう。